「最近、突然汗が出て止まらない」「イライラして家族に当たってしまう」「眠れない日が続いてしんどい」
そんなふうに悩んでいませんか? それ、更年期のサインかもしれません。
40代半ばから50代にかけて多くの女性が経験する“更年期”。
ホルモンバランスの変化により、心と体にさまざまな不調が現れます。
そんなつらい時期を、少しでも穏やかに過ごすために――今、鍼灸整体が注目されています。
今回は、実際に鍼灸整体を受けて症状が改善した方の体験談も交えてご紹介します。

更年期の症状、こんなにつらいんです
更年期にあらわれる代表的な症状は以下の通りです:
- ホットフラッシュ(突然のほてりや発汗)
- 不眠や寝つきの悪さ
- 気分の浮き沈み(イライラ・不安・うつっぽさ)
- 肩こり・頭痛・腰痛
- 疲れやすい、だるい
- 動悸・めまい
特にやっかいなのが、自律神経の乱れとそれによる“漠然とした不調”。
病院で検査しても「異常なし」と言われるけど、体はつらい。そんなケースも珍しくありません。
【体験談】眠れなかった私が、自然に笑えるようになった
「50歳を過ぎたころから、毎晩2時間おきに目が覚めるようになってしまいました。
日中も頭がボーッとして、ちょっとしたことで涙が出たり、イライラしたり…。
そんな時に友人の紹介で鍼灸整体を受けてみたんです。
最初は半信半疑でしたが、施術のあとは不思議なほど身体が軽く、夜もぐっすり。
通い始めて3ヶ月、気づけば「私、最近よく笑ってるな」って。
鍼灸って、心にも効くんだなと実感しています。」
― Mさん(53歳・主婦)

鍼灸整体ってどんなもの?
鍼灸整体は、東洋医学に基づいた自然療法です。
- 鍼(はり):ツボを刺激し、気血の巡りを良くして内臓や神経の働きを整えます。
- 灸(きゅう):温熱効果で冷えを取り、免疫力を高めます。
- 整体:骨格や筋肉のバランスを整え、自律神経を安定させます。
これらを組み合わせることで、薬に頼らず身体の内側から整えることができるのが特徴です。
更年期症状にどう効くの?
1. ホルモンバランスをサポート
自律神経とホルモンの関係は密接。鍼灸によって副交感神経が優位になり、乱れたホルモンバランスを整えます。
2. 血流改善・冷えやこりを軽減
体を内側から温め、血流を促進することで、肩こり・頭痛・腰痛の緩和に。
3. 心の不調にも効果的
イライラ、不安、気分の落ち込みなどのメンタル面も、神経のバランスを整えることで改善が期待できます。
【体験談】更年期うつと診断されて…でも今は前向きです
「仕事中に涙が止まらなくなって、病院では“更年期うつ”と診断されました。
薬を飲みながらも、何かできることはないかとネットで調べて鍼灸整体に通い始めました。
最初は週1ペースで施術してもらい、1ヶ月ほどで気分の浮き沈みが減ってきたんです。
鍼って“刺す”イメージで怖かったけど、実際はほとんど痛みもなく、リラックスできる時間になりました。」
― Yさん(48歳・会社員)

どのくらい通えばいいの?
体質や症状の重さによりますが、目安は以下の通りです:
- 初期:週1回(1〜2ヶ月)
- 安定期:月2〜3回
- メンテナンス期:月1回
無理なく、気持ちよく続けられることが大切です。
まとめ:がまんしない、自然なケアを取り入れて
更年期は誰にでも訪れる、人生のひとつのステージ。
でも、それを「つらいだけの時期」にする必要はありません。
鍼灸整体というやさしい方法で、体も心もふわっと軽くなる。
少しずつでも“私らしさ”を取り戻せる、そんな選択肢を持ってみませんか?