「コレステロールが高い=悪」ではありません。東洋医学の視点から見えてくる、本当の健康とは?


50代の約4割が健康診断で「高コレステロール」と指摘されている現代。
あなたやご家族も、「コレステロールが高い」と聞いて心配されたことがあるかもしれません。

しかし、少し立ち止まって考えてみてください。
コレステロールは、本当に悪者なのでしょうか?

traditional japanese kaiseki cuisine in chiba
Photo by Gu Ko on Pexels.com

コレステロールは「体にとって不可欠なもの」です。
東洋医学では、体の「精(せい)」――つまり生命エネルギーの源――を養うことが健康の基本とされます。
コレステロールはまさに、私たちの「精」を支える要素。

・細胞を作る材料
・ホルモンの原料(女性ホルモン・男性ホルモン・副腎皮質ホルモンなど)
・免疫力やエネルギー代謝の基盤

つまり、健やかな心身を保つために欠かせない存在なのです。

数字だけを下げる治療に、待ったをかけてください。
最近では、「高い数値=すぐに薬」となってしまうことも少なくありません。
ですが、最新の研究や臨床現場の声では、
**「コレステロール値が高い人ほど、長生きで元気」**という結果も出ているのです。

東洋医学でも、無理に“数値だけ”整えることが、本来のバランスを崩す原因になるとされています。

むしろ薬で“無理に”下げることによって…
・体が本来必要としているホルモンが作れなくなる
・免疫力や代謝が落ち、冷えや疲れ・不調の原因に
・がんなどの重大なリスクが高まる可能性も

日本初薬やめる科を開設した松田先生のように、長年現場で患者さんを見てきた医師も、
「コレステロールの薬からやめる」とおっしゃる理由は、
この“薬によるリスク”を知っているからなのです。

本当の健康とは、「薬に頼らなくてもよい体」
東洋医学では、「気・血・水」のバランスを整え、
自己治癒力を高めることを重視します。

高コレステロールの根本には、
・肝(かん)の機能低下(ストレスや怒りの感情)
・脾(ひ)の弱り(食べ過ぎや甘い物)
・腎(じん)のエネルギー不足(加齢や疲れ)
などが隠れていることもあります。

だからこそ、食養生、適切な運動、そして鍼灸や整体による調整で、
薬に頼らず体を整えることが、長い目で見て最も確かな健康への道です。


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