その不調、“ツボ”が原因かも?現代人に効く鍼灸整体の真実


🌀 はじめに|原因不明の不調、感じていませんか?

病院の検査では「異常なし」と言われた 頭痛・肩こり・めまい・不眠が続いている 呼吸が浅い、集中力が続かない 気分が落ち込みやすく、身体が重い

このような「どこが悪いのかはっきりしない」体調不良。

実は、こうした不調の裏には――

“ツボ=経穴(けいけつ)”の乱れが隠れていることがあります。

鍼灸整体は、そうした**「なんとなく不調」=未病(みびょう)**にこそ力を発揮する医療技術。

今回は、現代人にこそ知ってほしい、ツボと身体の密接な関係とその整え方についてお伝えします。

🧭 ツボとは?東洋医学における“体のスイッチ”

ツボとは、正式には「経穴(けいけつ)」と呼ばれ、

東洋医学において気(エネルギー)・血(けつ)・水(体液)の流れをコントロールするポイントです。

人間の体には、360以上のツボがあり、

それらは「経絡(けいらく)」と呼ばれるエネルギーの通り道でつながっています。

この経絡が滞ると、以下のような不調が現れます。

頭痛・目の疲れ → 胃経・膀胱経の乱れ 首肩のこり → 胆経・小腸経の滞り 胃腸の不調 → 脾経・胃経の不安定 不眠・不安 → 心経・腎経の虚弱 生理痛・冷え → 任脈・肝経の停滞

つまり、ツボの状態=今の身体の状態そのものともいえるのです。

📉 なぜ“ツボ”が乱れるのか?現代人の生活習慣に潜む原因

現代人の多くが抱える生活習慣は、ツボと経絡の乱れを生み出します。

▶ 主な原因:

長時間のデスクワーク → 同じ姿勢で気血が停滞 スマホ・PCの使いすぎ → 首・目・神経系への過負荷 睡眠不足 → 自律神経の乱れ、腎の弱り 冷えた飲食物 → 胃腸の冷え、脾胃の機能低下 精神的ストレス → 肝のエネルギー滞り、情緒不安定

これらはすべて、ツボの感受性を過敏にさせたり、逆に鈍らせたりします。

結果として、「不調はあるのに原因が見つからない」状態になりやすいのです。

🪡 鍼灸整体で“ツボの誤作動”をリセットする

鍼灸整体は、「ツボに正確にアクセスし、身体の流れを整える」ことで、

自然治癒力・自己調整力を高める技術です。

🔹 鍼灸でできること:

ツボに鍼を打つことで、自律神経・内臓・血流のバランスを調整 筋肉の奥深くにある緊張を緩める 痛み・だるさ・冷え・疲労を根本から改善

例)

神門 → 不安・動悸・不眠 合谷 → 頭痛・便秘・肩こり 足三里 → 胃腸虚弱・全身の疲労回復 三陰交 → 冷え性・婦人科系の不調

🔹 整体でできること:

骨格・筋膜・神経系にアプローチし、ツボの「流れ」を物理的に整える 姿勢の癖をリセットし、経絡の通り道を開く 呼吸の質を高め、自律神経に働きかける

これにより、「反応しすぎる身体」も「感じにくい身体」も、ちょうどよく整っていきます。

🌿 東洋医学が教える、日々の“ツボとの付き合い方”

ツボは、毎日の生活習慣と密接に関わっています。

特別な施術だけでなく、セルフケアや意識の持ち方で整うこともあります。

✅ セルフケアのポイント:

朝:合谷や足三里を軽く押す(自律神経・胃腸のウォーミングアップ) 昼:目の疲れに睛明(せいめい)や攅竹(さんちく)を刺激 夜:寝る前に太衝・神門を指圧して副交感神経を優位に

また、「ツボに頼る」のではなく、ツボの感度を育てることが大切です。

そのためには、「自分の身体に耳を傾ける」習慣が第一歩となります。

💬 まとめ|ツボは、あなたの身体の“声”です

「どこが悪いのかわからないけど、調子が悪い」

それは、体の奥深くからの**“静かなサイン”**かもしれません。

ツボは、身体の状態を映す“鏡”であり、

同時に“治すスイッチ”にもなり得る存在です。

鍼灸と整体は、そのスイッチをやさしく押し、

あなたの体が自分の力で回復できるよう、道を整える医療です。

今の不調を放置せず、まずは“身体の声”に耳を傾けてみませんか?

【当院では】

原因のはっきりしない不調や、長年続く体の悩みに対して、

ツボ・経絡・体質の視点から丁寧に施術を行っています。

「何となく不調」を、「整う毎日」へと変えるサポートをいたします。

初めての方も安心してご相談ください。


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