🪞「なんだか最近、顔色が悪い…」
それ、実は“体の中”のサインかもしれません。
私たちは毎日、自分の顔を鏡で見ています。
でも――
「いつもよりクマが濃い」
「ほうれい線が深くなった」
「肌が黄色っぽい気がする」
そんな微妙な変化に気づいたとき、それは**“内臓や体調のSOS”**かもしれません。
東洋医学には、顔を見て体の状態を読み取る**「望診(ぼうしん)」**という技術があります。
これは、鍼灸師が日々の臨床で最も大切にする“診断の第一歩”でもあります。
今日は、誰でもできるセルフ望診の基本を、わかりやすく解説していきます。

🔍 そもそも「望診」ってなに?
「望診(ぼうしん)」とは、東洋医学における四診(望・聞・問・切)の一つで、
“目で見て診る”技術です。
顔色・ツヤ・シワ・目の輝き・舌の状態などを観察し、
体のどこに不調やアンバランスがあるのかを推測します。
鍼灸師は、患者さんが話す前から「おや?これは肺が疲れてるかも」など、
顔の印象からカラダの状態を読み取る訓練をしています。
では次に、実際のセルフチェック方法を部位ごとにご紹介しましょう。
🗺 顔でわかる「体の地図」――あなたの顔が語る内臓の声
東洋医学では、顔の部位ごとに対応する臓器や体の状態があるとされています。
🟡【おでこ】 → 心・小腸・自律神経
赤み:ストレスや熱がこもっているサイン 皮脂が多い:消化の負担や睡眠不足の可能性
🔵【目のまわり】 → 肝・胆・血のめぐり
目の充血:イライラ・怒り・血の滞り 目の下のクマ:肝の疲労、血虚、睡眠の質の低下
🟠【鼻・鼻筋】 → 胃・脾・消化機能
鼻先が赤い:胃に熱がこもっている 鼻筋が青い:冷え・慢性胃腸トラブルの兆候
🟢【頬】 → 肺・免疫・皮膚
頬が乾燥する:肺の潤い不足 ほてる・赤くなる:肺の熱、免疫バランスの乱れ
⚪【あご・口まわり】 → 腎・生殖器・ホルモン系
吹き出物:ホルモンバランスの乱れ 黒ずみ・むくみ:腎の弱りや冷えのサイン
📋 今日からできる!望診セルフチェックのポイント
朝の顔をチェック 洗顔後の“素の顔”が、最も状態を反映しやすいです。 照明は自然光で 電気の光では色味が分かりにくいので、可能であれば窓際で。 週に1~2回、同じ時間帯に観察する 変化を比べやすくなり、習慣化しやすくなります。 スマホで記録してみるのもおすすめ 1週間前と今日の違いを見ることで、体の変化にも敏感になれます。
🪡 鍼灸ではどう活かすの?
鍼灸師は、望診を使って「どこに鍼を打つべきか」「どの経絡を整えるべきか」を判断します。
たとえば:
目の下のクマが濃い → 肝の経絡を整える 鼻がテカる → 胃熱を冷ますツボを使う 頬が乾燥 → 肺経に潤いを与える施術 など
顔は、体の“地図”であり“モニター”。
見た目の印象が変わる頃には、内側のバランスも整い始めています。
🌸 まとめ|“なんとなく顔色が悪い”は、内臓の声かもしれません
顔に出る変化は、体の奥からのメッセージです。
「ちょっと顔がくすんでるな…」と感じたら、
それはあなたの体が「ちょっと休ませて」と言っているのかもしれません。
望診は、誰にでもできる“健康のセルフチェック術”。
そして、鍼灸や整体は、その気づきを実際のケアにつなげる力を持っています。
【当院では】
東洋医学の診断法をもとに、顔色や体の状態から全身を整える鍼灸整体を行っています。
「顔に出る不調が気になる」「体質を根本から整えたい」方は、お気軽にご相談ください。