
🌿「なんとなく不調」は、未病のサインかも?
なんだか疲れが抜けない 頭が重く、集中できない 寝てもスッキリしない お腹の調子がいつも安定しない 気分が沈んだり、イライラしやすい
このような症状に心当たりはありませんか?
病院で検査しても「異常なし」。だけど、確かに“どこかおかしい”。
そんな状態を、東洋医学では**「未病(みびょう)」**と呼びます。
未病とは、“まだ病気ではないけれど、健康でもない”グレーゾーンのこと。
この段階で体のサインに気づき、整えることができれば、本格的な病気を未然に防げます。
その「サイン」を見逃さない方法が、ツボ(経穴)のセルフチェックなのです。
📌 ツボには“内臓の声”が現れる
東洋医学では、「気・血・水」の巡りが滞ると、ツボに反応が出ると考えられています。
反応とは、
押すと痛い 張っている・へこんでいる しこりがある 冷たい、熱い 色がくすんでいる
などの変化。これらは、**体の深部の不調を知らせる“体からのSOS”**です。
ツボを触って、自分で気づく力を養うことは、未病予防の第一歩になります。
🧭 まずはチェックしてみよう!未病セルフチェック3選
以下のツボは、日常的な不調と関わりの深い場所です。
やさしく触れ、左右差・痛み・冷え・硬さなどを感じてみましょう。
① 合谷(ごうこく)|全身のバランスを司る“万能のツボ”
【場所】:親指と人差し指の骨が交わるところのくぼみ 【関連】:頭痛、眼精疲労、肩こり、便秘、自律神経の乱れ 【反応が出る未病】:ストレス過多・体のだるさ・不眠
🟢セルフケア:軽く3秒ずつ押して離す、を5〜10回繰り返しましょう。
② 太衝(たいしょう)|イライラ・情緒不安定・胃腸の乱れ
【場所】:足の甲、親指と人差し指の骨の間をたどり指が止まるくぼみ 【関連】:肝機能、自律神経、PMS、目の疲れ 【反応が出る未病】:情緒不安定・胸のつかえ・食欲不振
🟢セルフケア:深呼吸しながら、左右交互にやさしく圧をかけましょう。
③ 三陰交(さんいんこう)|女性ホルモン・冷え・水分代謝
【場所】:内くるぶしから指4本分上、骨の後ろ側のややへこんだところ 【関連】:冷え、むくみ、月経トラブル、更年期症状 【反応が出る未病】:手足の冷え・下腹部の不快感・慢性疲労
🟢セルフケア:寝る前に温めるだけでもOK。貼るカイロや湯たんぽも◎
💡 こんな変化に要注意!
ツボのセルフチェックをしていて、次のような違和感が続くときは、体が疲れているサインかもしれません。
いつも同じ場所が強く痛む 片側だけ反応が強い 押した後にしびれやだるさが残る 皮膚が極端に冷たい、熱い
無理に押すのではなく、早めに専門家のケアを受けて、全身の巡りを整えることが大切です。
🌈 まとめ|ツボは、あなたの体と心を映す“鏡”
体調の乱れは、目に見えにくいところから始まります。
東洋医学の知恵を活かして、**「まだ病気じゃない今」**にこそ、整える。
「なんとなく不調」を見逃さない ツボを使って、自分の体の声を聴く 小さな違和感に、やさしく手をかける
その積み重ねが、未来の大きな健康をつくります。
当院では、「未病予防」「体質改善」の観点から、
ひとりひとりに合ったツボケア・鍼灸整体をご提案しています。
「なんとなく不調…」の段階で、ぜひご相談ください。
🔖 ご希望の方には、無料の「体質セルフチェックシート」もご用意しています。
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