
春は、生理不順が起こりやすい季節です。旬の食物であるセロリ、ハマグリ、山菜など沢山採り、冬の溜まったドロドロの毒素を排泄しましょう!緑色(青い)ものを沢山摂取すると心身ともにエネルギーに満ち溢れますよ。現在の春は、3月から5月末頃のことを指しますが、暦の上では、「立春」(2月上旬)から「立夏」(5月上旬)までが春ですね。
食事で気をつけるべきポイントは、
・甘みの強いお菓子など糖分の高い食べ物を摂りすぎないこと。
甘みの強い物は、一時的に満足感を得られますが、血糖値の乱降下と低血糖状態を招きやすく、結果として、イライラや慢性的ない倦怠感を起こす原因になります。
また、シワの原因にもなりますので、年老いてもシワが少なくしたい方は特に、「スイーツ」は控えた方が美容のためになりますよ。
西洋医学でいう肝臓の働きは、血液の貯蔵、分配、解毒などですが、東洋医学でいう「肝」の働きは、西洋医学でいう肝臓の働きの他に、目や筋肉、情緒のコントロール機能、ホルモン系の調整機能、精神機能など広範囲です。これら機能を総称して、「肝気」といいます。
「肝」を労わる(補養)ことが大切と東洋医学で言われているのはそのためです。
肝は、ストレスに弱い臓腑で、ストレスを受けると気がうまく流せなくなり感情が不安定になります。
春の陽気に刺激されて、もともと「肝」の気は上昇する性質を持つのですが、肝気が上り過ぎてしまうことがあり、それで、目の充血や頭痛、イライラ、怒りっぽい、情緒不安定、不眠症、血圧上昇、月経不順、皮膚や髪のつやがなくなったり、手足がしびれ、目がかすんだり爪がもろくなったりします。