
「世間一般」とか「年齢」とか「立場」などを気にしないで、「自分は自分、よそはよそ」として、自分らしく生きていきたいものですよね。そうし始めたとき、輝きは変わります。
40年以上生きてきたら、色々なことがあるもの。なかには、大きな挫折や裏切りを経験している人もいるものです。
老け込んでしまう人ほど、そういった「残念な出来事」ばかりを根に持って、人生を積み重ねてしまいます。だから、いつまでも挫折した時のことを悔やんでいたり、裏切った相手のことを恨んでいたり……。それでは、歳を重ねるほど、人生に絶望し、どんどん性格が暗くなっていってしまいます。
輝いている人は、常に「今」を大切にしているから、嫌な過去の出来事は水に流します。過去に引きずられて、今も気分が悪いのは、もったいないことですしね。それに、「色々あったけど、あのときに学べたことがあるから、今の自分がいるのだ」と思えるのです。
そして、失ったものに対しては、執着しません。執着したって戻ってこないものは多いです。だったら、自分の心がモヤモヤするような考えは捨てて、キレイさっぱり、新たな気持ちで進みます。
人の悩みの多くは、「人間関係」だといわれます。それだけ精神的な打撃を与えるものだからでしょう。それもあり、嫌いな人、憎んでいる人が多ければ多いほど、人は苦しみます。
逆を言えば、嫌な人が少ない人のほうが、楽しく生きられるもの。だから、輝く人は、残念な人とは距離を開けます。
付き合っていかなくてはいけないような相手の場合は、相手に欠点があろうと、「そういう人なんだ」と思って接し、相手の欠点が直ることを期待しません。むしろ、自分がその人と関わっていくのであれば、それをフォローできる自分になることを心がけます。そのほうが自分のストレスを貯めないでいられます。
そう考えると、理想にばかりこだわらず、色々なことに「寛容」になることも、ストレスをためずに輝ける秘訣なのかもしれませんね。