「過去のケガや強い衝撃」と「今の身体の状態」との強いつながり


スポーツ外傷やケガ、手術などの経験や事故などによる強い衝撃を受けたことが、過去にないだろうか?

現在、慢性的な不調や違和感があるが「そんなにひどい不調ではないから、まぁ何とか大丈夫」と流していないだろうか?

過去のケガは治り、忘れていたくらいだから「今の不調には関係ない」と考えていないだろうか?

実は、過去のケガや傷、手術痕、強い衝撃などが、今の慢性的な不調の原因となっている可能性があります。

過去のことであっても、外部からの衝撃やケガ、手術などの外的要素が加わったことで、かすかに骨格がズレれて身体の歪みが生じます。多少の身体の歪みはもともと持っており、人間は自然に修正するようにできているのですが、外部からの強い衝撃や傷跡があると修正しきれなくなります。人間の身体はよくできていて、骨格にズレが生じると、それ以上ズレないように骨の周囲に塊を作ります。塊は脂肪組織が老廃物等を巻き込んで作られており、それが一般的に凝り(硬結)と呼ばれるものです。骨格がズレたまま塊によって固定されるのですから、身体が歪んだ状態が続きます。歪んだ周辺の血液やリンパ液の流れに滞りができ、身体の痛みや違和感が慢性化することがあるのです。また、骨格のズレによって、身体の内部にストレスがかかり、内臓の嘆きが表れることもあります。

骨格の構造上のズレを、本来その人が持っている正しい位置に戻し、その周辺にできた老廃物の塊(凝りなど)を解いていきます。

触診すると、どの内臓が嘆きの声を発しているのかが分かります。その身体が外部に発している声と内部の声を聴き分けながら、しかるべき場所を手当てしていきます。

1箇所に詰まる場所があれば、水は流れにくく、滞りだらけのサビだらけの体になってしまいます。川の流れのように全身をスムーズに流れるように導き、心も体も元気になっていきましょう。


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