「治る」という希望が見える時


自分自身あるいは大切な人の後遺症・疾病・障害を含む様々な身体の不調・不具合が「治る」という希望が持てないことほど辛いことはない。

誰に?どこで?どのような治療を受ければいいのか?が分からない。医療機関で行われるレントゲン・CT・MRI等の様々な検査データからは原因が特定できず、対症療法としての痛み止めを処方されるが、結局、保存療法となる。


 これから先、身体の痛みや不都合さと一生付き合っていかなければならないのか?と、不安だけが募る。

どうすれば「治る」という希望が持てるのか?

原因が分かり、その原因を解決する手段が見つかった時、治るという希望が見えるだろう。しかし、その明確な治療方針が示されるためには、原因を特定するための「身体全体を診る検査」が必要となる。


 病院等の医療機関において原因が特定されない場合には、伝統医学で用いられてきた問診、触診、舌診、顔面診、脈診、骨格構造、筋診断等、多角的な視点からの原因分析が効果的だろう。


 病院等の医療機関では、レントゲン・CT・MRI・エコー検査や血液検査など、身体の内部を可視化・数値化して、原因を特定できる強みがある。一方、伝統医学では、身体全体のつながりから五感を通して原因を特定できる強みがある。


 人間の最大の武器は「習慣」と「信頼」だと言われる。治療における「習慣」とは、食事、運動、思考、精神、睡眠、そして正常な骨格構造の維持であり、「信頼」とは治療家との信頼関係だと考える。

「治る」には、次に挙げる2つが特に大切になるだろう。

正常な骨格構造の維持
 ※骨格・・・関節で結合した複数の骨および軟骨によって構成される構造

確かな治療技術と人間性を兼ね備えた治療家との信頼関係


人が人を手当てする限り、信頼関係がなければ治るものも治らない。最も大切なことは、互いを理解し合うことだ。そのためには互いの言動をよく見聞きし、意見や要望、提案を話す時間が必要となる。もちろん、治療技術が高く、結果を出す治療家かどうかを見極める。この治療家とならば「治る」という希望が持てると感じられることが、さらに治療力・治癒力を上げることにつながる。


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