地球誕生からの生命力が、いま蘇る。



熟成物質の最終形として残ったフルボ酸。

地球上には、さまざまな養分に富んだ太古の腐植質堆積物が見つかっている。 この堆積物には、微生物によって分解を繰り返された植物などの最終生成物である熟成物質が含まれている。 当時の肥沃な土には1gあたり数億数千万の微生物がいたとされ、それらの微生物が地中の熟成物質を食料として食べ、 分解を加えていった。その結果、最終的にどうしても分解しきれない小さな高エネルギー物質として残ったのがフルボ酸だ。 太古の昔からの微生物による分解に耐えて最後まで残った生命力、つまり不死の成分とも言えるだろう。 フルボ酸は非常に小さく、複雑な構造を持つ黄色い天然の有機物だ。 フルボとは古いフランス語で黄色・金色を意味し、 太陽エネルギーを象徴している。それは複雑な分子構造の奥深くに、植物の光合成に由来する太陽エネルギーを内包しているからだ。 フラボ酸は水に溶け、すべてのph値においてアルカリにも酸にも溶ける性質を持っている。 さらに分子量が小さいため、ミネラルや元素の分子構造の中に結合したり、それらを運搬する能力にも優れている。

したがって、 フルボ酸は驚くべき基礎能力を発揮して、分子レベルの代謝に貢献しているのだ。 フルボ酸は、かつてのあらゆる生物が熟成、発酵してできた最終的な生成物だから、 そのDNAにはすべての生命体のあらゆる情報が刻み込まれているともいえよう。これが人体の免疫バランスをととのえる大きな所以となっているのだ。

しかし、ここで注意すべきことがひとつある。それは堆積物の中には人体にとって有害となるフミン酸も含まれてるということだ。 フミン酸は、 例えば水道水に含まれている塩素と反応して有害物質のトリハロメタンを発生し、 万病の原因をつくりかねない。だから、 フルボ酸はフミン酸を切り離した純粋のフルボ酸でなければならないのだ。 フミン酸を含まない純粋なフルボ酸は、世界初でひとつしかない。

フルボ酸はミネラルバランスをととのえるキレート作用を促進。

ミネラルは人体構造のわずか4%の存在にしか過ぎないが、 この4%がないと生命活動は維持できない。 ノーベル賞を2回受賞したアメリカのライナス・ポーリング博士は 「すべての病気、 病態、 病弊の根本原因はミネラルの欠乏である」 と言っている。ミネラルはそれほど健康に重要な役目を果たしているのだ。 ミネラルは多すぎても少なすぎても障害を発生する。 例えば、カルシウムが少ないと骨格変形、破傷風、 虫歯などの原因になり、多すぎると胆石、白内障、アテローム動脈硬化などの障害を生み出す。カリウムもナトリウムもマグネシウムもみな同じだ。摂取量が多すぎて少なすぎても、そのミネラル特有の障害が発生する。 必要以上のミネラル、 つまり重金属が体内に残ると、内臓機能が低下する。 その結果、 糖尿や高血圧、肝硬変などの恐い症状を引き起こし、結果的に生命を脅かすことにもなりかねない。しかしフルボ酸が体内にあると、不要になった有害物質や放射能を体外に排出し、 必要なミネラルを調達するという、とても有り難い役目を果たしてくれる。これをキレート作用といい、 ミネラルバランスをととのえる働きをするのだ。 健康体を維持するために必要量のミネラルを摂取することは大切だが、ミネラルバランスをととのえることはさらに大切といえよう。

フルボ酸は、生命エネルギーの源。若さを保つ根元。

動植物を問わず、あらゆる生き物の健康の基礎は細胞の正常な電位を保つことにある。一般的に細胞の電解質の電位を下げると、その細胞は活動を弱め最終的には死に至る。しかし、 再度電位を上げてやると、 細胞が再び活性化して動き出す。 フルボ酸は、この一度弱まった細胞を復活再生させ、活性化させる能力を持っている。ということはエイジングケアにも大きな影響を与え、生命エネルギーを復活させる役割を持っているのだ。

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